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伊豆でおすすめのダイビングスポットを紹介!

伊豆のダイビングスポットの傾向

伊豆の海

気候

一日の中でも劇的に気温が変化することのある伊豆。伊豆は黒潮の影響を受けやすく、潮の流れによって水温が変わってきます。加えて、半島の南部と北部、東海岸と西海岸、沿岸部と内陸部など、半島の位置によって機構の特性が異なる特性があるため注意が必要です。沿岸部の気候が穏やかなのに対し、内陸部は朝と夜の気温差が大きいでしょう。天候を確認する際は、大まかに把握するのではなく目的地の天候をしっかりチェックするのが重要です。

深度・透明度

伊豆の海岸は透明度が高いことで有名です。これには黒潮が大きく関わっており、伊豆は黒潮の通り道になっているからと言われています。黒潮とは日本列島の南岸にある海流で、日本近海を代表する暖流です。栄養が乏しくプラントンがあまり生息していないため透明度が高いままなのが特徴的。黒潮に着目すると、そのときの海の透明度だけでなく、風向きや見られそうな魚を予測することも可能です。なお、透明度に影響を与えるのは黒潮だけではなく、台風や気圧、大雨の影響などもあるので、さまざまな要素に気を払うことは大切です。また、伊豆半島の周辺の海はとても深く、日本一深い湾だとされています。

潮流

伊豆周辺の海は、黒潮のどの位置にあるかによって、潮の強さや向きなどが変わってきます。加えて、西伊豆方面には支流が千葉県の房総半島の方向に流れており、この支流も伊豆半島の潮の流れに影響を及ぼします。伊豆の潮流を考える際は、黒潮と西伊豆方面の支流に注目すると良いでしょう。

初心者向き伊豆のダイビングスポットはどこ?

富戸:東伊豆

スポットの特徴・見どころ

東伊豆の中でも屈指のビーチエントリーポイントとしてダイバーから人気の富戸。豊富な種類の生物が生息しているのが特徴的であり、初心者でもダイビングしやすい「ヨコハバ」や「富戸ホール」があります。幻想的な世界の中に入り込めるだけでなく、変化のあるダイビングエリアである点が支持されているスポットです。

見られる魚

富戸のビーチでは魚の稚魚が群れを成して泳いでおり、その稚魚を狙って色々な魚がやってきます。一例として、アオリイカやサギフエ、タツノイトコ、ヒメイカ、キギョハナダイ、シビレエイなどが挙げられます。イソギンチャクの中にクマノミがいたり、ソラスズメダイやハリセンボンが見られたりすることも。また、幻の魚として知られているホウボウに遭遇できることもあるようです。

川奈:東伊豆

スポットの特徴・見どころ

ファンダイビングスポットが随所に設けられている川奈。川奈のビーチはカメラ派のダイバーから支持が厚く、ウミガメやマグロが特に有名です。豪快な地形を誇る川奈の海を悠然と泳ぐエイやサメは圧巻。比較的水深が浅いスポットでもあるため、初心者でも楽しみやすいでしょう。

見られる魚

川奈の浅場にはテングサがたくさん生えており、テングサはカメたちのご飯になります。そのため、川奈ではウミガメに出会うことが可能です。夏は浅場に出ていることがあり、冬はビーチ奥の岩場に隠れていることが多いのが特徴。ウミガメの他にも、潜る時期によりますがウツボやウミウシ、マツカサウオ、カエルアンコウ、ハナタツ、ネコザメなどを見ることもできるでしょう。

ウミガメイメージ

伊東:東伊豆

スポットの特徴・見どころ

伊豆の中でも温泉観光地として名を馳せている伊東ですが、その雄大な海のある地形は魚影のダイビングスポットとしても注目されています。季節によってはぶりの回遊魚やドロップオフを垂直に群泳する魚たちの景色などに出会えることも。アーチやケーブなどのポイントがあり、スケールの大きさが魅力的です。

見られる魚

黄金色の体に黒いラインの入っている黄金シマアジの幼魚や、キンギョハナダイ、シイラ、ニシキベラ、イシダイなどが生息しています。イシダイはビーチでは幼魚の群れがおり、ダイバーの体に寄り添って来てくれる魚です。また、25m付近になるとナガハナダイやレンテンヤッコテングダイなどにも出会えるでしょう。ナガハナダイは色分けが美しく、レンテンヤッコも青や紫、オレンジのグラデーションが美しく、テングダイ背びれが大きく迫力があります。見た目の美しい魚が複数生息しているスポットです。

雲見:西伊豆

スポットの特徴・見どころ

トンネルや洞窟、アーチ安堵、ダイバーを変化ある地形で楽しませてくれる雲見。透明度が非常に高く、ダイバーを魅了しています。ボートダイビングが主流のポイントであり、「くもみシーサイドハウス」というダイバー専用施設も用意されています。

見られる魚

浅場ではトウシマコケギンポやハートの形の尻尾をしたアカネテンジクダイなど、可愛い生物が見られます。春の終盤から秋にかけてはキンギョハナダイが群れになって乱舞しており、まるでオレンジの花びらのような景色が広がります。他にも金メモ時やイサキなど、群れになって泳ぐ魚たちの光景を楽しむことができるでしょう。深さ10m、20mになるとクエやトビエイ、テングダイに出会うことも可能です。

大瀬崎:西伊豆

スポットの特徴・見どころ

大瀬崎の特徴は穏やかな湾内。大瀬崎はマンボウが見られることでも知られており、ファンダイビングや体験ダイビング、ライセンススクールなども充実。初心者からベテランまで幅広いダイバーが集う場所となっています。

見られる魚

色鮮やかな魚が集う大瀬崎。水深20m以上になると、サクラダイやキャラメルウミウシ、カナメイロウミウシ、ミジンベニハゼ、シモダイロウミウシなどを観察できるでしょう。特にシモダイロウミウシは青紫色が美しくオレンジの頭触角がフォトジェニックですし、ミジンベニハゼは湾岸のアイドルと呼ばれるほど黄色い身体と綺麗な瞳がキュートです。写真を撮るのに最適なフォトジェニックな生物がたくさんいるので、フォト派のダイバーにおすすめのスポットです。

キンギョハナダイイメージ

井田:西伊豆

スポットの特徴・見どころ

「井田ブルー」という異名が付くほど透明度が高い井田。井田の海が持つ独特の青さはダイバーたちを虜にしています。特に夏から秋の季節は回遊魚に出会える可能性が得高く、条件次第ではタカベや医師餅の大群に遭遇することも。マグロ生物の種類が豊富なのも特徴の一つであり、ダイバーのさまざまな要望に応えてくれる場所でもあります。

見られる魚

井田には他のダイビングスポットではなかなか見られない、アカオビハナダイなどの珍しい魚が生息しています。スジハナダイなどの稚魚を観察したり、ホンダワラ類の群れなどのダイナミックな景色を堪能したりできるでしょう。他にも、オキナワベニハゼやアンコウ、リュウグウノツカイなども生息しています。

神子元島:南伊豆

スポットの特徴・見どころ

南伊豆にある神子元島は無人島であり、ハンマーヘッドシャークの群れに遭遇できるスポットとして全国的に有名です。ダイバーの中には100尾以上の大群と出くわした経験を持つダイバーもおり、透明度の高い海の中で大型魚や大型回遊魚を見られる景色は迫力満点。ドリフト・ダイブが主流の上級者向けのスポットです。

見られる魚

外洋にあり、魚影の濃さが魅力の神子元島。ハンマーヘッドシャークをはじめ、カンパチやぶりといった大型の回遊魚が出現します。

波勝崎:南伊豆

スポットの特徴・見どころ

黒潮の影響が強い波勝崎。「弁慶」と呼ばれるスポットがメインスポットとされており、ソフトコーラルやカイメンと海の青さが相まって、美しい景色が広がっています。タカベやイサキの群れに周囲を囲まれたり、カンパチの群れを見つけたりなど、ポテンシャルの高い海です。また、青の洞窟があるのも特徴の一つであり、神秘的なスポットとして知られています。

見られる魚

キンギョハナダイ、イサキ、スズメダイ、ツムブリ、ウミウシ、マダイ、クエなどが生息している波勝崎。黒潮がちょうどぶつかるポイントなので、さまざまな魚群や珍しい魚に出会えるのが特徴です。「ミカジマ」というポイントの根の亀裂にはイセエビも。海の豊かさが詰まっています。

洞窟イメージ

中木:南伊豆

スポットの特徴・見どころ

磯釣りで有名な中木は、透明度の高い海が特徴的で、エダサンゴなどが群生しています。エダサンゴに癒されたい場合は「ハマヤ」が、群れや大物を見たい場合は「トウジマ」がおすすめです。ボートダイビングを中心的に展開しているスポットで、初心者・上級者問わず楽しめます。

見られる魚

スズメダイやチョウチョウオ、ベラやキンチャクダイなど、色鮮やかな魚たちをはじめ、ハナダイの群れや味の群れ、クエやカメ、サメなど、幅広い生物に出会えます。

伊豆海洋公園:東伊豆

スポットの特徴・見どころ

伊豆海洋公園は、スキューバダイビングの聖地とされる場所であり、砂地や岩礁、ドロップオフなど、地形が入り組んでいて豪快なのが特徴です。砂地には水中ポストが設置されていて、シンボルとして有名。透明度の高さや海洋生物が豊富な点も高く評価されています。

見られる魚

大室山が噴火したことにより、溶岩が固まってできた地形はさまざまな生物の住処になっています。カエルアンコウやハナタツ、ソラスズメダイ、アオウミガメ、イソギンチャクモエビなど、ダイバーにとってアイドルのような生物が集結。さらに、ネコザメやアオリイカ、カミソリウオ、コブダイ、クエなど、一度は一緒に泳いでみたい憧れの生物たちも集っています。

菖蒲沢:東伊豆

スポットの特徴・見どころ

東伊豆の中でも最南端にある菖蒲沢。カジメ林が一帯に広がっているビーチエリアでは、一年を通して季節ごとに違った魚に出会えます。海の顔も変化するスポットであるため、洞窟や水路など、バリエーション豊富な景色を味わうことが可能です。「沈船」といったスリリングなダイビングが楽しめるのも特徴の一つ。

見られる魚

春はトビエイ、夏はクマノミやキンギョダイ、イサキ、カンパチ、ウミガメ、秋はカミソリウオやミナミハコフグの幼魚、冬はダンゴウオやウミウシ、ヒラメ、マトウダイなどを観察できるでしょう。菖蒲沢のダイビングのベストシーズンは一般的に秋とされており、のんびりダイビングを楽しみたい方は冬もおすすめの季節となっています。