スキンダイビング
スキューバダイビングと違ってライセンスがいらず、身軽な状態で楽しむことができるスキンダイビング。シュノーケリングとも違い水中にきちんと潜るので、魚と同じ目線で海を楽しむことができます。運が良ければイルカと泳げることもあるでしょう。ここではスキンダイビングの特徴や、必要な道具と身につけておきたい技術をご紹介。日程および必要な費用についても詳しく解説します。
スキンダイビングとは
スキンダイビングは自分の息だけで潜水するアクティビティのこと。スキューバダイビングとは違い、水中で呼吸する装置を使わないのが特徴で、素潜りとほぼ同じ意味です。ただし素潜りは何も装着せずに潜水することもありますが、スキンダイビングではマスクやシュノーケル、フィンを着けて潜水します。シュノーケリングとも似ていますが、シュノーケリングは水面や浅い水中を泳ぐのに対し、スキンダイビングは海に潜ることが目的。スキューバダイビングではライセンスが必要ですが、スキンダイビングはライセンスが不要というのも特徴です。自然に近い状態で海の中に入れるのが魅力で、うまくいけばイルカと一緒に泳げるかもしれません。
スキンダイビングに必要な道具
フィン
ダイビングに必要な三大道具のひとつです。足に着けて推進力を生み出すための道具で、足ヒレともよばれます。靴のように履くフルフットタイプなら、足の力をフィンに直接伝えることが可能。自由に泳ぎ回りたい人におすすめです。一方のストラップタイプは着脱が簡単というメリットがありますが、フルフットタイプと比べると外れやすいというデメリットもあります。
ダイビングマスク
こちらも三大道具のひとつ。深く潜ると顔面とマスクの間に溜まった空気が圧縮されて、目の周りが圧迫され痛くなってしまうことがあります。これを防ぐためにも、マスク内に入る空気の容量が少ないものを選びましょう。顔に密着させる部分が自分の顔に合うかどうかも重要です。フィット感のあるものを見つけてみてください。
シュノーケル
上記ふたつに次ぐ三大道具のひとつで、パイプを海面に出して空気を得るために使います。口にくわえるマウスピースの部分は、大きすぎても小さすぎても呼吸がしづらくていけません。口のサイズに合ったものを選びましょう。初心者には排水弁のあるものがおすすめです。安いシュノーケルはスキンダイビングの水流に耐えられないことがあるので避けましょう。
ウェットスーツ
ウェットスーツを着ると、水中で体温が奪われにくくなります。少しきつめのサイズを選んだほうが保温力は向上。また種類によって生地の厚さが異なりますが、あまり厚すぎると動きづらいかもしれません。本格的にダイビングに取り組むのであれば自分のサイズに合わせたオーダースーツを用意したいところですが、最初はレンタルでも十分です。
スキンダイビングに必要な技術
ジャックナイフ
ジャックナイフとはヘッドファースト潜降ともよばれる潜水方法のひとつ。体の力を抜いてうつぶせになり、体をくの字型に折り曲げます。上半身を水面と垂直にすることで、海面に突き刺さるジャックナイフのように潜水していくという技術です。両足を水面から跳ね上げ、頭の重みで体を沈めていきます。重要なのは下半身の力を抜くこと。両足のフィンが水中に入ったらフィンキックをして、さらに深く沈んでいきます。
適正ウエイトの設定
スキンダイビングで潜水する際はウエイト(重り)を着けますが、この量の見極めは大きなポイント。重すぎると命を危険にさらしてしまうこともあります。目安としては、手足を動かさずに浮いているときにシュノーケルで呼吸ができるかどうかです。これで呼吸ができないようでは、ウエイトが重すぎるということになります。ウェットスーツの厚みによっても必要となるウエイト量が変わってくるので、まずは軽めの設定から徐々に重くしていくと良いでしょう。
フィンキック
フィンキックは足ヒレを動かす技術を指します。初心者は足首だけを動かしがちですが、太ももとふくらはぎの筋力を使ってダイナミックに動かすのがコツ。足首を伸ばしてキックすることで、大きな推進力を生み出すことができます。早く進もうとして早くキックをしたくなりますが、じつはスピードはあまり変わりません。かえって疲れやすくなるデメリットもあるので、ゆっくりキックするよう心がけましょう。
スキンダイビングの日程やかかる費用
スキンダイビングツアーの所要時間はだいたい3~6時間。これは着替えやレクチャーの時間も含みます。スキンダイビングそのものは40分~60分程度で、2回に分けて行うツアーもあるでしょう。価格は12,000円~16,000円程度で、これには道具のレンタル料も含まれます。 海で行うスキンダイビングツアー以外に、プールで行うスキンダイビング教室も。初心者はプールで素潜りの練習をしておくと安心です。こちらの費用は10,000円~15,000円程度となっています。
スキンダイビングはこんな人におすすめ
スキンダイビングは、シュノーケリングとスキューバダイビングの中間に位置するようなマリンアクティビティです。「シュノーケリングのように水面から観察するのは物足りない」「とは言え、ライセンスをとってスキューバダイビングするほどではない」と考えている人にはぴったり。水との一体感を味わうことができ、海中の生き物と一緒に泳げるのが魅力です。ただし、万が一の事故も起こりかねないため、初心者は安全に十分注意しましょう。
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