喘息がある場合のダイビングにはどんなリスクがあるの?
ダイビングは運動神経・能力に左右されることなく楽しめるものです。しかし、体質に関しては多少は考慮しなければなりません。例えば喘息。喘息とダイビングは相性が悪く感じている人も多いかと思いますが、実際のところどうなのかをリサーチしてみました。
喘息とダイビング
リスクがないとは言い切れない
結論としては、喘息持ちの方のダイビングは「リスクがある」と言わざるを得ません。もちろん喘息の状態次第ではありますが、ダイビングの最中に喘息発作が起きてしまった場合、大きなリスクとなります。ましてや、水中では道具なしで呼吸ができません。
喘息で発作が起きると、空気を吸って吐いての呼吸運動が活発になります。一方、ダイビング中だと、空気を吸うことができません。タンクも無尽蔵に空気がある訳ではないのも、注意すべきポイントです。これらを踏まえると、ダイビング中に喘息発作が起きた際のリスクは危険であることが分かるでしょう。事故を起きないようにするためにも、ダイビングをする前には必ず医師へ相談してください。
圧外傷のリスク
圧外傷とは、肺の中の空気を排出できず肺胞が破裂してしまう症状のことです。ダイビング中に発作が起きると、圧外傷を起こすリスクが高まります。特に水中では気圧も変動するため、気を付けているとしても異変をきたすことがあるかもしれません。圧外傷は医師による適切な治療を行うことで、生命の危機に瀕するリスクは抑えられます。
発見が遅れると危険な状態に陥る可能性があるため、もし圧外傷のリスクがあるのであればダイビングは控えましょう。
喘息も人それぞれだからこそ医師に相談を
喘息もまた、人それぞれの症状です。重い人もいれば、軽度な喘息の人もいます。喘息持ちではあってもダイビングを楽しみたいのであれば、ダイビングスクールへの相談の前に、かかりつけの医師に相談しましょう。特に、ダイビングに詳しい医師に相談してみるのがおすすめです。
自分自身の喘息の度合でダイビングを楽しめるのか、もしも楽しめるのであればどのような注意点があるのかなどをレクチャーしてもらえます。これまで、喘息持ちの方のダイビングはタブーとされていました。しかし、昨今は3年以上安定していたり、参加するときの体調次第では可能と診断するケースもあります。
まずは一度、医師に相談してみましょう。
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