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ウェットスーツの下に着るインナー(水着)の選び方

ダイビングで使用するウェットスーツの下には、インナー(水着)を着用します。ここではウェットスーツの下にインナー(水着)を着用する理由と選び方を紹介します。

ウェットスーツの下にインナーを着用する理由

ウェットスーツの下にインナーを着用する理由は、主に3つあります。

  • 衛生面に配慮するため
    専用のウェットスーツを持っていない場合、ダイビングショップ・施設などでレンタルして使用します。レンタル後のウェットスーツは洗浄を行いますが、レンタルなので自分以外の人が使用することを考え、マナーとして水着やインナーを着用しましょう。ほとんどのダイビングショップ・施設では、衛生的なマナーとして水着の着用が義務付けられています。
  • 冷えを和らげ肌を保護するため
    水に長く入っていると、どうしても体は冷えてしまいます。インナーや水着があるだけで、体の冷えが緩和されるのです。直接ウェットスーツを着ると、皮膚が薄い部分・肌の弱い部分が擦れてかぶれる心配もありますが、インナーや水着を着用していればウェットスーツと肌の摩擦が軽減されます。
  • 休憩時にウェットスーツを脱ぐため
    ウェットスーツに慣れていないと、常に着用していることに抵抗を感じます。圧迫感もあるため、休憩のときは一度脱いで楽な格好になることで、体力も回復しやすいです。

気温が高い季節の場合、ウェットスーツを着用したままで休憩していると、熱がこもって熱中症になる危険があります。反対に気温が低い季節は、ウェットスーツの気化熱によって身体が冷えて低体温症になる恐れもあるため、注意が必要です。

ウェットスーツを脱ぎ着する可能性も考え、インナーや水着を着用しておきましょう。

インナーの水着の選び方

インナーとして水着を着用する場合、どのような水着を選んだらいいのかを紹介します。

男性

男性の場合は、いわゆる「海パン」でOKです。しかし海パンといっても、さまざまな種類があります。ウェットスーツのインナーとしておすすめなのは、膝にかからないほどの丈で裾が広がっていない水着です。ウェットスーツを着用した際にかさばらずごわつかないものを選びましょう。

サーフボード・ボードショーツと呼ばれる短パンタイプの水着の中から、好みの水着を選びましょう。ビーチだけでなくタウンユースでも使えるシルエットであり、速乾性に優れているため水中から出たとも寒さを感じにくいです。さらに、下には水泳や競泳で着用するようなぴったりとしたタイプの水着を履くと、より便利です。

女性

女性の場合は、水着の種類が豊富でどんな水着を選んだら良いのか、悩んでしまうものです。

女性はビキニタイプや上下セパレートのできるだけシンプルな水着がおすすめです。ウェットスーツのインナーとして着用するため、大きなリボンや結び目があるもの、フリルなどの装飾がついているものは、引っかかってズレてしまう恐れがあります。

ダイビングのときはボンベを背負うため、背中側に金属のパーツがついていないもの、結び目が大きくならないように細い紐のものを選ぶと、より楽にダイビングができます。

セパレートやビキニではない水着ではなくワンピースタイプでも良いのですが、トイレに行くときに苦戦するでしょう。ダイビングボートのトイレは普通のトイレよりも狭く揺れも激しいので、ダイビングに慣れていない人にとっては水着の脱ぎ着ですら一苦労です。

できるだけ肌の露出を抑えたいという気持ちでワンピースタイプを選ぶ人もいますが、ウェットスーツのインナーには上下分かれたタイプの水着を着用しましょう。

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