BSAC
国内外で通用するダイビングライセンスを発行している団体、BSACについて調査しました。
ロンドン発のダイビング指導団体・BSACの特徴やライセンスの種類をチェック!
BSACは、英国のロンドンで設立されたダイビング指導団体。非常に歴史が長く、ダイビングの権威として信頼の厚い団体です。
「安全はすべてにおいて優先される」
BSACの歴史は半世紀以上に及びます。1953年にロンドンで設立されたBSACは、ダイビングはもちろん、海洋科学の発展に寄与してきました。「Safe First」という理念をもとに、ダイバーに安全なダイビングを提供することを目標にして活動しています。
ダイビングには、どうやってもリスクを抱えてしまうという面があります。それを、各ダイバーが自己責任において回避し、安全な計画を立てられるような指導を続けているのがBSACです。
日本に合った、独自のプログラム
BSACのカリキュラムの特徴は、日本に合わせてつくられた独自のプログラムであるということ。海外で作成されたものとは別の、日本の海にあったダイビング指導が受けられます。
ダイビングのための基礎知識から高度なテクニックまで、学習しやすいカリキュラムで効果的な学習を進めることができます。
BSACのライセンス
BSACで取得できるライセンスには、以下のようなものがあります。
- オーシャンダイバー:同ランクかそれ以上のダイバーとともに、水深18mまでダイビング可能
- スクーバ―ダイバー:オーシャンダイバー取得に必要な講習を途中までしか受けられない人向けのライセンス。インストラクターの同伴で水深12mまでダイビング可能。
- オーシャンダイバープラス:オーシャンダイバーの上位資格。ナビゲーションなどの知識を身につけることができる
- スポーツダイバー:水深30mまでのダイブが可能。また、ナビゲーションやフィッシュウォッチ、水中カメラなどの専門的なスキルを身につけることができる
- ダイブリーダー:ダイブチームのリーダーとしての活動や、緊急時の救助・処置に関する技能を身につけることができる
BSACの年会費
BSACには、一年ごとの更新のBSACメンバーという制度があります。加入すると、教材の購入や保険の加入などで特典を受けることが液ます。
ただしこれはインストラクターやダイブリーダーのための制度で、アマチュアダイバーの場合は加入の必要はありません。