短期間でダイビングライセンスが取れるスクール
本格的にダイビングを始めてみようと考えたときに、避けて通れないのがライセンスの取得です。ライセンスの取得と聞くと日数がかかる印象があるかもしれませが、じつは都内でも短期間で手にする方法があります。
短期間でライセンスが取れるダイビングスクールはあるのか
「忙しくて時間がなかなかとれないけれど、ダイビングのライセンスが欲しい」と思っている方、安心してください。ダイビングスクールによっては、驚くほどの短期間でライセンスの取得が可能です。どんなダイビングスクールなら短期間でライセンスが取れるのかを紹介します
生活圏内のダイビングスクールを探そう
期間は、ダイビングスクールによってさまざまです。沖縄では最短で2日ほど、東京でも1週間もかからずに取得できる場所があります。ただし、ライセンスを取ったあとに通うことも想定して、住んでいるエリアの近くでダイビングスクールを探しましょう。
短期間でライセンスが取れる!首都圏のダイビングスクールを紹介
仕事の帰りや休日の空き時間を利用して学科講習とプール講習を受けることがでれば、あとは海上実習です。海洋実習は2日ほどかかる場合が多いですが、中にはトータルで2、3日しか掛からないようなダイビングスクールも存在します。
WITH新宿
新宿エリアで人気が集まっているWITH新宿。いままでに、2000人以上のダイバーがここから誕生しています(2019年6月現在)。事前にレンタル教材を使って自宅で学習することによって、2日間でのライセンス取得が可能です。ウェットスーツなどはレンタルできるので、用意する必要はありません。ライセンス取得コースは、土日祝に関係なく毎日開催しているのが嬉しいポイントですね。
キッチンダイブ
キッチンダイブは、ダイビングショップと居酒屋が一緒になっている珍しいお店です。北千住から徒歩2分の好立地で、通いやすいのも魅力のひとつ。取得期間は2~3日で、ライセンスカードの種類によって変わります。学科講習では、ネットとお店のどちらかを選択します。イチオシはインストラクターの生の声が聞けるお店での学科講習です。
ブルーサブ
創業45年の経験が豊富なダイビングスクール、ブルーサブ。高田馬場駅より徒歩5分のアクセスが良い場所にあります。料金体系は完全総額表示なので、追加費用を気にする必要はありません。PADIライセンス取得の費用は、39,000円。ライセンスの取得にかかる期間は、日帰りの海洋実習を含めて2日間です。
オーシャンドリーム
オーシャンドリームは千葉市にあるダイビングスクールで、店までは千葉駅から徒歩8分です。目の前にコインパーキングあるので、車で通うのもOK。Cカードが取得できるPADIコースは2種類で、かかる日数は2~3日です。費用の中に器材レンタル費や申請料も含まれているので、水着とタオル、昼食を用意するだけで受講できます。
アリエス
東京都渋谷区にあるアリエスの最寄り駅は、幡ヶ谷駅です。ライセンス取得コースでは、日程を自由に決められます。1人のインストラクターに対して、ゲストが2名までの少人数制です。コース内容は、5~6時間の学科とプール講習、2日間の海洋実習で、ライセンス取得後には、30,000円分のツアー割引券をもらうことができます。取得からツアーまでセットになっているので、ダイビングを存分に楽しめそうですね。
ブルートリップ
東京都練馬区に位置するダイビングショップ、ブルートリップ。初級Cカードであるオープンウォーターダイバーのライセンスを取得するには、学科講習のほかに、計4日のプール講習と海洋実習を受ける必要があります。2日間にわたるプール講習を受けてから海洋実習を受ける流れなので、ダイビング未経験の方でも安心です。
ダイブクラップス
東京都千代田区にあるダイブクラップスは、神保町駅から徒歩2分の好立地です。PADIオープンウォーターダイバーコースでは、最短で3日間でCカードの申請が可能。申し込み後は、まずマニュアル・DVDによる自宅学習をします。次に、学科講習とプール講習を受けてから、2日間の海洋実習で4ダイブを行います。
パシフィカ
パシフィカは、日暮里と自由が丘、府中、さいたまにあるすべての店舗が、駅から5分以内のアクセスしやすい場所に位置しています。PADIライセンス取得コースでは、週末、平日、フリーの3つのプランが用意されていて、費用はどれも39,000円です(レンタル費は別途発生)。実習期間は、合計で3日間となります。
イーストダイブ
イーストダイブは、世界で利用されているPADIダイブセンターです。学習方法は、マニュアル、PC、スマートフォンなどの中から選択可能。プール講習と2日間の海洋実習を修了すると、PADIライセンス取得となります。
ブランニューシー
東京都渋谷区にあるダイビングスクール・ブランニューシー。ライセンス取得のレッスンは、基本的にマンツーマンで、最大でも4名までと決められている少人数制です。さらに、フリースケジュール制なので、空いている日に合わせて受講できます。3時間×2の学科講習とプール講習を経て、2日間の海洋実習で4回のダイビングを行ってからライセンスを取得する流れです。
短期間だから気を付けたいこと
講習の内容
短い期間でライセンスを取得できるスケジュールでも、肝心の講習の内容がおろそかだと本末転倒です。特にプール講習は重要で、そこで学んだスキルが海洋実習や今後のダイビングにも大きく影響します。しっかりと教えてもらえるスケジュールになっているかを十分に確認しましょう。
講習後もダイビングのサポートをしてくれるか
せっかくダイビングのライセンスを取得しても、サポートを受けられないと初めの一歩を踏み出すのが大変です。ダイビングスクールごとに様々なツアーがあるので、自分が参加できそうなプランがあるかを事前に見ておきましょう。また、ライセンスを取得した人を対象として割引キャンペーンをやっている場合もあります。
スタッフの態度
ダイビングスクールに限った話ではないのですが、スタッフの身だしなみや対応でプロ意識を判断することができます。経験が豊富なスタッフは、ライセンスの取得を目指す方が不安に感じていることを正確に把握しているものです。スタッフの態度が「ちょっとおかしい」と感じた場合は、別のダイビングスクールも検討するようにしましょう。
発行されるCカードの種類
日本には40以上のダイビング教育機関が存在していて、その中では認知度が低いCカードも発行されています。あまり知られていないCカードだと、地域や場所によっては、最悪の場合潜らせてもらえないかもしれません。PADI・SSI・NAUIだと、認知度が高いので安心です。
ダイビングライセンス取得までの最短日数
スクーバダイビングならば、最短1日でもライセンスを習得できる場合があります。ただし、事前学習が必須であるのに加え、インストラクターの引率がないと潜ることはできません。
より自由に潜りたいならば、オープンウォーターダイバーコース(OWD)ライセンス取得を目指しましょう。OWDは、インストラクター不要でバディとともに水深18メートルまで潜れます。また学科講習に1日、実技講習に2日、合計すると最短3日でライセンスを取得できるのが魅力です。
ライセンス発行団体による取得日数の差
ライセンスを発行する団体にはいくつか種類があります。広く知られているものとしてはNAUI(ナウイ)、PADI(パディ)、SSI(エスエスアイ)などが挙げられるでしょう。なお、それぞれの団体はダイビングに対する考え方の違いがカリキュラムにも反映されています。
ダイビングの安全性を重視する団体ならば、おのずとライセンスに取得要件が厳しくなるでしょう。一方で、ダイビングの楽しさを広めたい団体の場合は、比較的容易にライセンスを取得できる傾向がみられます。
主な講義の内容
講習は学科と実技を組み合わせて行われます。一般的には学科に1日、実技に2日というスケジュールが組まれますが、学科講習の前には、たいてい個人学習が組み込まれているのが特徴です。事前に契約したスクールから配布される動画、テキストを使い学習しましょう。集合形式で行う学科講習は数時間程度しかない場合もあるので、予習は重要です。
講義の内容は以下の通りとなります。
- ダイビングによる体への負担
- 基礎的なダイビングスキル
- バディシステムについて
- 海中環境や生物
- トラブル時の対応
実技講習はプール1日、海上実習1日となり、プールでは基本的な操作方法やトラブル時の対応を学びます。一通りの体験をもとに海上実習に進み、各団体で決められた回数のダイビングを経てライセンスを取得するのが主な流れです。
海上実習では、プールで練習したことを実践に移します。潜水・浮上に加え、機材の交換や水中での位置把握なども行います。また、海中の景観を味わい、ダイビングの楽しさを実感するのも海上実習の目的の一つといえるでしょう。短期間でのライセンス取得は実習の時間が限られるので、インストラクターの指導を真剣に受けとめて覚えることがポイントです。
ダイビングスクールの選び方
スクールを選ぶ際は、立地と指導方法に着目しましょう。都市部にあるスクールなら、電車などで通えるので普段の生活と両立しやすいのがメリットです。スケジュールをスクールに任せられるというメリットもあります。ただし、費用は割高な傾向があるようです。お得なプランを検索し、スクールごとに比較しましょう。
一方、短期間でライセンス取得を目指す人の中には、リゾートも兼ねて海辺のダイビングスクールで取得する人もいます。小規模で開催されるので、自分のペースで学びやすいのがメリットです。簡単に通えない場合は、せっかくライセンスを取得してもダイビングから遠ざかる可能性があります。
指導方法については、マンツーマン型か、グループ型のどちらがよいか決めてから考えましょう。スクールによってはマンツーマン型のコースが用意されていない場合もあります。一人で自分のペースに合わせて指導を受けるか、友人たちと一緒に参加するか、自分に合った方法で学べるスクールを選びましょう。
まとめ
短期間でライセンスの資格が取れるダイビングスクールは、探すと意外にあります。ですが、ライセンス取得後の続けやすさも、ダイビングスクールを選ぶときの重要な要素です。こちらに、トータルでおすすめできるダイビングスクールを掲載しているサイトがありますので、ぜひ参考にしてください。