ダイビング前後におすすめのストレッチ
ダイビングは体が資本です。ダイビング前後にはストレッチを行って、腰痛や足のつりなど体に不調が出ないように調整しましょう。ここではダイビング前後におすすめのストレッチを紹介します。
ダイビング前におすすめのストレッチ
ダイビング前は、これからダイビングをするにあたって使う筋肉や関節をほぐしておくことが大切です。筋肉がほぐれていないと、急な運動で体がびっくりしてしまいます。思わぬケガや不調を招く恐れがあるため、しっかりとストレッチを行っておきましょう。
足の筋肉をほぐす
足の指の間に、脚の裏側から手の指を挟み、ぐるぐると足首を回してほぐします。足の指は手の指と異なり1本ずつ動かすことが少ないため、どうしても固まりがちです。同時に足首も回すことでふくらはぎまでほぐれて、足が動かしやすくなるでしょう。
特に、足の裏がつりやすい人は念入りに行ってください。足裏の土踏まず部分を親指で押し、アーチを作ってあげるストレッチをすると足の裏がつりにくいです。
腰を回す・前屈と後屈
タンクを運んだり背負ったりするため、ダイビングは腰に負担がかかりやすいです。腰痛を一度発症するとその後もちょっとした動作でぎっくり腰を招くので、予防が大切です。
腰に手を当て、ゆっくりと腰を回していきます。急に激しく動かすと腰痛を招く恐れがあるので注意してください。腰がほぐれたと感じたら、前屈と後屈、そして可能であれば側屈も取り入れます。前に、後ろに、横にと腰を中心として体を曲げ伸ばししましょう。腰の筋肉が少しずつほぐれていきます。この際、腰に痛みを感じたときは無理しないように気を付けてください。
首を回す
首を前後左右にゆっくりと、できる限り大きめに回しましょう。首が凝り固まっていると呼吸がしづらかったり、ダイビング中に頭痛になったりと悪い影響があります。首の凝りがほぐれることで頭も軽く感じられるでしょう。
ダイビング後におすすめのストレッチ
ダイビング後は、水の中で長時間過ごしていたため、自分が思っているよりも体が冷えています。冷えた体を温めるためのストレッチを行いましょう。また疲れている筋肉を優しく労わってあげるストレッチもおすすめです。
スクワット
スクワットは体の中で大きな筋肉がある太ももを動かすため、血液の流れを活発にして素早く体を温めてくれます。とはいえ、ダイビングを終えてからすぐに強度のあるストレッチをするのは大変なので、軽く動かす程度に留めておきましょう。
肩回し
肩甲骨を動かすと体がポカポカした経験のある人は多いはずです。肩を回すときは、しっかりと肩甲骨まで動かすように回しましょう。難しければ、肩だけでなく腕も同時に回すと自然と肩甲骨が動きます。特に後ろ回しをする際は精一杯まで腕を後ろに回すと、肩甲骨が動かしやすいです。
太ももの前・裏伸ばし
フィンキックで使う太ももの前側をゆっくりと伸ばしてあげると、その後の筋肉痛や疲労感が和らぎます。あおむけになり、片足を折りたたむようにして曲げ、前側が伸びているのを意識しましょう。
前側が伸びたら、次は裏側です。あおむけの姿勢のまま、折り畳んでいた足を伸ばし、つま先をもって顔の方に引き寄せます。この際も太ももの裏側が伸びていることをしっかりと意識してください。足先まで手が届かない場合は、ふくらはぎのあたりをもって手前に引くだけでも効果があります。
- ライセンスで世界中の海が遊びのフィールドに!おすすめダイビングスクール
- 初心者も免許取立ての方も気になるスキューバダイビングQ&A
- 良いダイビングスクールの選び方は?
- ダイビング後すぐに飛行機に乗るのはNG?
- ダイビングでタンクが外れたときの直し方
- ダイビングの受講に合った季節はいつ?
- ダイビングは冬でもできるの?
- 初心者は知っておくべきダイビング中の鼻血と原因
- 都市型ショップとリゾート型の違いとは
- ダイビングでの窒素中毒とは?窒素酔いの症状や予防法を紹介
- ダイビングで気を付けたい日焼け対策
- ダイビングのマスククリアとは?
- ダイビングは持病・疾患があってもできる?
- ダイビングは水深どのくらいまで潜るの?
- 東京のダイビングスクールの無料説明会に参加するべき理由5つ
- かなづちや視力が悪くてもできる?
- ダイビングコンピューターの使い方や注意点
- ダイビングスクルーは少人数制がよいといえる3つの理由
- ダイビング中の迷子「ロスト」の対策
- 器材は購入とレンタルどっちが得?
- 夜のダイビングの魅力と注意点
- 潜る時間はどのくらい?減圧症ってなに?
- オクトパスブリージング(バックアップ空気源の使用)のやり方
- 妊娠中にダイビングはできるの?
- ダイビングスクールのオンライン講習で基礎知識を学ぼう
- ウェットスーツの下に着るインナー(水着)の選び方
- 生理の時でもダイビングは可能?
- ダイビングの基本ルール「バディシステム」とは?
- 快適なダイビングのためのウェットスーツ選び
- ダイビングで傷んだ髪の毛をケアする方法とは?
- 脱!ブランクダイバー~海に戻るのに大切なこと~
- ダイビング当日もおしゃれはできる?
- どんな危険生物がいるの?
- 喘息がある場合のダイビングにはどんなリスクがあるの?
- ダイビング時の口呼吸のポイント
- ダイビングで使うダイブコンピュータとは?
- 遠方(海外や沖縄)でライセンスを取ったんだけど?
- ダイビング中に頭痛が起きた場合の対策はどうすればいい?
- ダイビングでよく使うハンドシグナルとは
- ダイビングでのスクイズってなに?サイナススクイーズとの違いは?
- ダイビング中に気を付けたい肺の過膨張障害とは
- プール付きダイビングスクールを選ぶべき4つの理由
- ダイビングに必要なスキル「中性浮力」とは
- ダイビングにログブックは必要?
- ダイビング中にトイレに行きたくなったらどうすればいい?
- ダイビングを楽しむための準備とケア
- ダウンカレント
- スキューバダイビングの怖い体験と安全に潜るためのポイント
- ダイビングで雨が降った場合って決行できるの?
- 60歳から東京で始めるシニアダイビングの5つの魅力
- アクセサリーを付けてダイビングを行う際の注意点
- ダイビングのNG行為「煙幕」とは
- ダイビング中に起きる4つのトラブルとその対処法
- ダビングでポイントへ行く時の船酔いの対処とは?
- ダイビングで気を付けること
- ダイビングの前に大切な耳抜きの方法とは?
- ダイビング中にサメに襲われることはないの?