SSI
世界的なスキューバダイビングライセンス認定機関、SSIの特徴やライセンスの種類、費用などについて調査しました。
世界的認定機関・SSIのダイビングライセンスをチェック!
SSIは、国内外で通用するダイビングライセンス発行している指導団体です。その認定基準の高さはほかの団体をはるかにしのぎ、指導の品質の高さはお墨付きです。世界に2,400店以上の加盟店を持ち、110か国以上の地域でダイビングができるライセンスを発行しています。
また、国内でもCカード協議会に参画しており、ISOを取得したカリキュラムは非常に高品質だと言えます。
インストラクターの質が高い!
SSIは、ダイビングのライセンスやインストラクターについて、経験を非常に重視しています。それだけでなく、インストラクターとしての活動は加盟店への所属が必須となっています。
ほかの団体のインストラクターは、本業の片手間に指導をすることが可能です。個人でのインストラクター活動ができてしまうため、指導の質を監督する人がいません。
ところが、SSIのインストラクターは必ずショップに所属しています。そのため、監督者から見て講習内容や品質が基準に違反していれば、そのインストラクターは指導を受けることになります。この制度によって、SSIのインストラクターは高い品質を保っています。
経験重視のライセンス
SSIは、ダイビングは経験を積むごとに「習慣」となり、それによってダイビングの快適さが増していくという考え方を持っています。そのため、ライセンスの発行についても経験を重視しています。
ほかの指導団体と同じ「アドバンス」の資格であっても、SSIは24回以上のダイビング経験が必要になります。一方、PADIは9回のダイビングでも「アドバンス」の資格が取得できます。
資格取得に時間がかかるという面は、SSIのデメリットのひとつかもしれません。しかし、同じアドバンスでもSSIのライセンスのほうが質が高いことは知られているので、ダイビングの世界ではSSIの「アドバンス」のほうがグレードが高いと認識されているようです。
知識・スキルと経験、すべてにおいてグレードの高いライセンスが取れるのがSSIのメリットのひとつです。では、そんなSSIの指導カリキュラムの品質についてはどうなっているのでしょうか。
ISO取得のカリキュラム
SSIの提供するカリキュラムは、国際標準規格であるISOに準拠した、非常に品質の高いものです。ISOを取得している指導団体は3つほどで、厳しい基準に適合した団体のみが取得できるものです。
「海外でもダイビングを楽しみたい!」というのは、ダイビングを楽しむ人の共通の目標だと思います。その点では、SSIのライセンスやカリキュラムは最適なものだと思います。
SSIのライセンスの種類
SSIで取得できるライセンスには、以下のようなものがあります。
- オープンウォーターダイバー:水深18mまで潜れる、標準的な資格
- スペシャルティコース:高所ダイビング、ボートダイビング、ディープダイビングなど、専門的なダイビングが学べるコース
- スペシャルティダイバー:12本のダイビング、スペシャルティコース2種を修了することで得られるライセンス
- アドバンスド・オープンウォーターダイバー:24本のダイビング、スペシャルティコース4種を修了することで得られるライセンス
- マスターダイバー:50本のダイビング、スペシャルティコース2種、ストレス&レスキュースペシャルティライセンスを修了することで得られる、最高ランクのライセンス
SSIの年会費
SSIは、アマチュアライセンスには年会費は必要ありません。インストラクターとして活動する場合は、年会費¥20,000。保険料¥36,000が必要になります。